NVCについて

NVC (Nonviolent Communication) は、「自分の気持ち」と「相手の気持ち」をどちらも大切にしながら話すための、やさしいコミュニケーションの方法です。
むずかしい理論ではなく、いま自分がどう感じているのか、その奥にどんな「大切にしたいこと (ニーズ)」があるのか、に気づくところから始まります。
正しさを争うのではなく、「つながりを育てる」ための会話。それがNVCです。
キリン語とジャッカル語

NVCでは、話し方のイメージとしてキリン語 (つながりを生むことば) とジャッカル語 (つながりが切れやすいことば)の2つを紹介しています。
キリン語は、「いまこう感じているよ」「あなたの想いも知りたいな」と、心にやさしく触れる話し方。
ジャッカル語は、「どうせ〜なんでしょ!」「もう最悪!」など、自分を守ろうとしている時などに出やすい「トゲのある」話し方。
どちらが良い悪いではなく、どんな言葉を話したい? と気づくための道しるべとなるイメージです。
なぜ「キリン」なの?

キリンは、NVCのシンボルです。
陸上動物でいちばん大きな心臓 (ハート) を持ち、「心からつながる」というNVCの願いを象徴しています。また、背が高く、広い視野で物事を見られることから、人もキリンのように、その場の出来事や自分や相手の気持ちを落ち着いて見渡せたら、会話はもっとやさしくなると考えられています。
さらに、キリンの大好物はトゲのある木「アカシア」の葉。トゲを上手によけて、葉のおいしい部分を食べられるように、人の「トゲのある言葉」の奥にある願いを受け取る姿勢を表しているとも言われています。
あなたも NVC を話してみませんか?

NVCは、毎日の会話をちょっとあたたかくする、小さな心の習慣です。むずかしいことは何ひとつなくて、いま「どんなきもちかな?」「たいせつにしたいのは?」とそっと確かめ合うところから始まります。
下敷きさんを使えば、言いにくかった気持ちも、うまく言葉にできなかった願いも、指さしながら一緒に見つけていくことができます。
親子でも、先生と子どもたちでも、大人同士でも、「正しさ」ではなく「つながり」を育てる会話が、少しずつ日常になっていくはずです。
よかったら今日から、下敷きさんといっしょにやさしい対話を始めてみませんか?
